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『べるぜバブ』田村隆平氏が描く新作『COSMOS』!宇宙人保険調査の衝撃なSFヒューマンドラマに挑戦。久保帯人氏も絶賛! (感想&評価 ネタバレ有)

 漫画好きの皆さん こんにちはササコーです。

 今回は『べるぜバブ』作者で有名な田村隆平氏が新たな挑戦として誕生した新作SFヒューマンドラマ『COSMOS』について触れたいと思います。

 この記事では、『COSMOS』を読むべきか悩んでいる方にその魅力を徹底解説していきます。

ササコー
ササコー

1巻の帯では、『BREACH』作者の久保帯人氏から

「ド頭2ページで面白いのがわかる。まずは2ページ読んでくれ!!」

と絶賛の推薦コメントを貰っています。

『COSMOS』おすすめポイント

  • 地球に住む宇宙人の補佐から不正調査までするSFヒューマンドラマの展開
  • 保険×SFヒューマンドラマの今までにないジャンルの組合わせ
  • ヒロインの魅力の良さと主人公の謎について今後が気になる

『COSMOS』作品あらすじ

未知からの勧誘

 主人公:水森楓は嘘を判別することが出来るごく普通の高校生。

 嘘が分かることから人付き合いは深く突っ込まない距離感で周囲に合わせて生きてきたが…

 ある日、友人の相沢が失踪したことを聞いた水森は相沢宅に付き添うことになり、そこで保険調査員”COSMOS”を名乗る穂村燐と出会う。

 燐から明かさせる地球外生命体の存在に困惑するものの嘘の判別では白であることが分かってしまい…

 ”COSMOS”の実態とは!? 嘘判別の能力を知られた燐から勧誘された水森の運命は如何に!!

『COSMOS』詳細分析

COSMOS 評価

 本項では‘’COSMOS‘’の評価を視覚化(左図)しましたが、初刊のためざっくりとした暫定の評価となります。

『COSMOS』感想&評価

ヒロインの魅力が素晴らしい ~主人公は影薄め?~

 田村先生の作品といえば、ヒロインの印象が強く残るイメージです。『べるぜバブ』の邦枝、ヒルダや『腹ペコのマリー』のマリーと個性あふれるヒロイン達は漫画の内容よりも記憶に残っている方はいるのではないでしょうか。

 例に洩れず『COSMOS』のヒロインである穂村燐もその中の一人になると確信できるシンプルでありながら可憐さを感じさせるキャラデザです。かつ、戦闘力も高い描写が1巻時点で伺えるシーンも多数あり強くて可愛い田村先生ならではのヒロインとして描かれています。

 一方で主人公の水森ですが、現段階ではイケメンクール系優しいキャラの宿命なのか地味さが拭えない印象でした。しかし、嘘を判断できる能力を持ちながら人付き合いを続けられる気遣いさと本来であればもっと深く踏み込んだ人間関係を構築したいと思っているであろう描写からいい子であることは間違いないので、水森らしさを前面に出せるエピソードが来れば株は上がると期待できます。

ササコー
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水森は嘘判別の能力取得も含め、1巻時点で過去編が楽しみになっています(笑)

水森の正体について考察 ~能力は嘘判別なのか?~

 嘘判別の能力を持つ水森ですが、1巻時点で先天的な能力ではなく後進的に獲得したことが”嘘がわかるようになってから”とすでにモノローグで語っていることから判明しています。

 さらに、4話では視覚能力に長けた宇宙人と関わった後に”視覚が異様に過敏”と発言もあることから、推測の域を出ないですが”宇宙人と関わった能力の劣化版を継承する能力”なのではと現時点では考察しています。

 上記の考察が似たものだとしても、今度は地球人にその様な能力があることは不自然です。パッと思いつく展開としてはいくつかはありますが、いづれにしても水森のルーツや過去に何があったかが今後の見所の一つであることは間違いないです。

  1. 水森家が宇宙人
  2. ルーツに宇宙人がいる
  3. 子供時代に宇宙人から能力を貰う/輸血により能力発現
ササコー
ササコー

過去に宇宙人との関わりがあるコースだと”COSMOS”に記憶操作されたんだろうな…

『COSMOS』基本情報

作者:田村隆平
代表作品:『べるぜバブ』『腹ペコのマリー』『灼熱のニライカナイ』

出版社:小学館
掲載誌:月刊サンデーGX

巻数(2023年11月時点):1巻

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