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【圕(図書館)の大魔術師】司書を目指すファンタジー漫画(感想&評価 ネタバレ有)

『圕の大魔術師』おすすめポイント

  • 世界観へのこだわりを感じさせる詳細な設定
  • 本と魔法を題材にした、ありそうで今までにないファンタジー世界
  • 不屈の精神で課題を乗り越える主人公に感情移入できる

『圕の大魔術師』作品あらすじ

図書館の魔術師

 主人公:シオ=フミスは本が大好きな少年ですが、生まれと育ちが原因で図書館を利用させてもらえませんでした。

 村人からも差別的な扱いを受けながら暮らしていた中、ある日、司書(カフナ)が視察のために訪れました。

 司書(カフナ)の目的は魔術書が村で確認されたため回収することでしたが、持ち主は村の図書館に売ってしまい空き巣により盗まれたと偽ってしまいます


 その後、魔術書が暴走してしまい図書館が放火する事態となりましたが一早く駆け付けたシオは司書(カフナ)から借りていた本(館長に勘違いで没収されていた)が燃え移らないよう守ろうとします。

 魔術書の暴走は司書(カフナ)の活躍によりつつがなく収束され、この一件から図書館の利用者制限も解放されることになりました。

 司書(カフナ)達の出会いにより、シオは多大な影響を受けます
 主人公を待っていた群衆の一人から自分自身が主人公になるために物語を歩き始めるのでした。

『圕の大魔術師』詳細分析

図書館の大魔術師 評価

 本項では‘’圕の大魔術師’の評価を視覚化しています。

『圕の大魔術師』まとめ&感想

ワクワクさせるファンタジー設定

魔導書

 近年、異世界物が多く出版されている中、本書の感想としては「読んでいてワクワクできて先の展開が気になる作品」「ファンタジー漫画のこれでいいんだよが詰まった作品」と大絶賛です。
 今後の魔法バトルや司書見習いの深堀によるヒューマンドラマ等の展開も楽しみです。

 今後も積み上げた歴史を感じさせる詳細な設定に説得力を増す材料になっている密度の高い作画が読み続けられることを切に願っています。

『圕の大魔術師』基本情報

☆原作:風のカフナ(著:ソフィ・シュイム)
作画:泉光
代表作品:※作画『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』/『7thGARDEN』

出版社:講談社
掲載誌:good!アフタヌーン

巻数(2023年10月時点):7巻

☆原作:風のカフナは実在せず、作中の創作物である
・『風のカフナ』及び『ソフィ・シュイム』に関して検索によりヒットしない
・第4巻でソフィ=シュイムが司書見習いの一人として登場したことから、『シオ=フミスの冒険譚』として創作された小説であると思われる。

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